込み入ったルール、用語の知識などの理解も麻雀では求められます。
初歩的なものからマニアックなものまで、いろんな問題を用意しました。
意外に知らんかった~!ってのが多いと思います。頑張って下さい(=゚ω゚)ノ
第1問
配牌を取ったらテンパイしていた。かけられるのは何リーチ?
- A スーパーリーチ
- B ダブルリーチ
- C ミドルリーチ
- D ブリーチ
B ダブルリーチ
ポン・チー・カンのない1巡目にテンパイしたら、ダブルリーチをかけられる。
普通のリーチよりも1ハン高い2ハン役。
第2問
もうすぐ流局。チーして役なしのテンパイをとったが、これを何と呼ぶ?
- A 空テン
- B 形テン
- C ノーテン
- D 清原
B 形テン
「形式テンパイ」の略。読みは「けいてん」。
役がないからあがれないけど、ハイテイならあがれるし流局すればノーテン罰符ももらえる。
ただし、形式テンパイなしでやってる所も結構あるから、対戦前に確認しといた方がいいYO。
ちなみに、空テンとはあがり牌のないテンパイのこと。ノーテンとはテンパイしていないこと。清原とは獣のこと。
第3問
「メンタンピン一発でマンガン!」と言った時の「メン」の意味は?
- A メンゼン
- B メンホン
- C リーチ
- D 男
C リーチ
慣例として、メンタンピンとはリーチ・タンヤオ・ピンフのこと。
メンホンとはメンゼンホンイツのこと。
アンポンタンとは馬鹿のこと。
第4問
1つカンしてリーチをかけた。手配は全部で何枚?
- A 12枚
- B 13枚
- C 14枚
- D 玄米
C 14枚
手牌は普段なら13枚。カンすると1枚ずつ増えていく。
第5問
ポンとチーが同時に告発された。この場合どうなる?
- A ポンが優先
- B チーが優先
- C 両方ともできない
- D 殴り合い
A ポンが優先
発声の先・後に関係なく、ポンが優先。
ちなみにミンカンの場合も一緒。チーの権限、いと弱し。
第6問
国士無双をテンパイしている時に(13面待ちを除く)、当たり牌をアンカンされた。この場合どうなる?
- A ミンカンではないのでロンできない
- B ミンカンではないがロンできる
- C その時点で流局となる
- D 国士無情となる
B ミンカンではないがロンできる
通常の手ならミンカンぢゃなければロンできないけど(チャンカン)、国士無双に限ってはこの例外。
アンカンされてもその牌をロンできる。
ただし、これを認めないルールでやっている所もあるので、事前に要確認です。
第7問
「嶺上開花」は何と読む?
- A シーサンヤオチュー
- B ハイテーローユエ
- C リンシャンカイホウ
- D ミノモンタモンゼツ
C リンシャンカイホウ
あがり役の1つ。カンをした時の嶺上牌でツモあがるもの。
ちなみにシーサンヤオチューは「十三公九」。俗に言う「国士無双」のこと。
ハイテーローユエは「海底撈月」。その局の最後のツモ牌でツモあがるもの。
第8問
始まった途端に1人が少牌していた。裁定は?
- A 判明した時点でチョンボ
- B 流局した時点でチョンボ
- C あがり放棄
- D 罰としてグラウンド10周
C あがり放棄
誰かに迷惑をかけているわけぢゃないので、少牌はあがり放棄。
判明した時点でポン・チーできなくなり、流局したらノーテン扱いとなる。
第9問
始まった途端に1人が多牌していた。裁定は?
- A 判明した時点でチョンボ
- B 流局した時点でチョンボ
- C あがり放棄
- D 罰としてアンパン買ってこい
C あがり放棄
誰かに迷惑をかけているわけぢゃないので、多牌もあがり放棄。
多牌をチョンボとするのは、イカサマが横行した時代の名残。
判明した時点でポン・チーできなくなり、流局したらノーテン扱いとなる。
第10問
東3局まで進んだところでが5枚入ってることが判明した。裁定は?
- A 半荘の最初からやり直し
- B 次の局から4枚に戻す
- C 半荘の最後まで5枚のまま続行する
- D 帰る
B 次の局から4枚に戻す
麻雀は審判がいないゲームだから、4人の合意がジャッジに相当する。
これまでに進行した局では、実際にプレイすることで4人ともゲームの成立を認めていたことになる。
全員が了解している状態で、すでに東3局までの結果が出ている以上、その現状を優先する。
そして次の局から正常な状態に戻す。
これはプロの対局で実際に起きたことのあるトラブル。
第11問
役は何?
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ロン![]() |
- A タンヤオ
- B タンヤオ・リャンアンコウ
- C タンヤオ・サンアンコウ
- D 無理を承知でリューイーソー
A タンヤオ
リャンアンコウという役は無いし、3つ目の暗刻はツモらないとサンアンコウにならない。
第12問
役は何?
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ロン![]() |
- A タンヤオ・ピンフ・イーペーコー
- B タンヤオ・サンシキ・イーペーコー
- C タンヤオ・ピンフ・サンシキ・イーペーコー
- D 取締役
B タンヤオ・サンシキ・イーペーコー
をアタマにしてサンシキにとると、カンチャン待ちだからピンフにならない。
をアタマにすると、ピンフはつくけど今度はサンシキが消えてしまう。
そこで高い方のサンシキを選ぶ。別に安い方にとっても問題ないけど、「うわ、こいつアホだ」と思われるのは確実。
複数の役にとれる時は高くなる方を選びましょう。これを「高点法の原則」と言ふ。
第13問
役は何?
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ツモ![]() |
- A サンアンコウ・ツモ
- B ジュンチャン・ピンフ・イーペーコー・ツモ
- C ジュンチャン・サンアンコウ・ツモ
- D チャン・リン・シャン
B ジュンチャン・ピンフ・イーペーコー・ツモ
サンアンコウにもなってるけど、ジュンチャン・ピンフ・イーペーコーにとった方が高い。
これも「高点法の原則」の問題。
第14問
役は何?
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ツモ![]() |
- A ツーイーソー
- B ツーイーソー・ダイサンゲン・ダイスーシー
- C ホンロートー・チートイ
- D シャンキンコン
C ホンロートー・チートイ
ツーイーソーという説もあるけど、公式ルールではツーイーソーは刻子からなる役満で、対子では成り立たない。
よって、ホンロートー・チートイ。
ただ、こうなる前にどこかで100%ポンすると思う。
第15問
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
親で図のような配牌をもらい、をカンしたところリンシャン牌が
であり、
を切ってさっそくリーチをかけた。
これはダブルリーチになるか?
- A ダブルリーチになる
- B 普通のリーチになる
- C リーチはかけられない
- D トリプルリーチにレベルアップする
B 普通のリーチになる
はアンカンで、メンゼンテンパイなので普通にリーチはかけられる。
しかし、ダブルリーチは自分を含めて誰もそれ以前にポン・チー・カンをしていないのが条件。
をカンしているからには、リーチをかけてもダブルリーチにはならない。
第16問
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ツモ![]() |
図のように、リーチをした後にをツモってきた。
これをカンすることはできるか?
- A 待ちは変わらないのでカンできる
- B 待ちは変わらないがカンできない
- C そもそもリーチ後にはカンできない
- D 間違って「ツモ!」と言う
B 待ちは変わらないがカンできない
カンはリーチ後にも可能だけど、あがり形が確定している暗刻と同一牌をツモる場合に限られる。
はアタマになる可能性があるので、あがり形が確定していない。
カンしても待ちに変わりはないが、
であがった際、サンシキが消えてしまう。
待ち牌が変わらなくても、このように「あがり形」が変わってしまう場合は、リーチ後にカンはできない。
サンシキにならないか
であがったとしても、カンをしていればチョンボになる。