ダブルストロークとは、一度の振り降ろしで二度叩く奏法です。
RLRLRLRL!!って演奏しているフレーズを、RRLLRRLL!!でやるようなお話し。
ドラムを演奏する上で、コレができるとできないとで雲泥の差があります。
物理的にRLRLでは速度的についていけないフレーズも、RRLLなら簡単に解決したりする。
また、ロール系の演奏をしたい時に必要不可欠な奏法。
まずは大げさに、1打1打をゆっくり分割して練習するのが(・∀・)イイヨ
こんな感じ。
1打目はリバウンドでスティックの先が自分の方に向くぐらい跳ね返してやって、
2打目はローポジションで止めます。(いわゆるダウンストローク)
スティックが手から抜けて飛んじゃうぐらいリバウンドさせてあげると( ・∀・)=b ナイスジョブ
親指と人差し指以外をヒョイッと外してあげるイメージです。
そして常に意識しておきたいのが、腕の振り降ろしは1回だということDEATH。
あとは、これを繋げてドンドン速くしていくだけ。こーなります。
パッドバージョンはこちら。
最初のピースに深い意味はありません。
一度感覚を掴んでしまえば、意外と簡単DEATH。
スネアよりパッドの方が跳ね返りが強いので、初めはパッドの方がやりやすいかもしれる。
最終的に、シンバルだろうとタムだろうと、どこでもダブルストロークで叩けるようにならないといかんけど(*´ -`)ネー
ダブルストローク習得のための練習方法として、RRLL RRLLの反復以外に、
RLLR RLLRもしくはLRRL LRRLの反復も非っ常~に効果的。
まずは右手スタートのRLLR RLLR。
解かりやすくするために、ジェル状のパッド(右手)と足に装着する硬めのパッド(左手)で分けてみた。
ペチペチ鳴ってるのが右、カツカツ鳴ってるのが左でござる。
左手スタートのLRRL LRRLも同じ要領DEATH。
続いて上級編。個人的に「トリプルストローク」と呼んでます。ようはダブルストロークの一歩先。
ズバリ、一度の振り降ろしで3打叩く。まずはご覧あれ。
言うまでもなく、手順は RRR LLL RRR LLL です。この動画はテンポ140です。
これもゆっくりから始めると(・∀・)イイ!!
ちなみにテンポ180だとこんな事になる。
これができるとドラム演奏の幅がドーン!と広がるので、是非トライしてみてチョンマゲ。
更に続いて上級編。
隣のページの「アクセント」にも通ずるところがあるんだけど、こっちに載せときます。
まぁ簡単に言えばアクセントとダブルストロークを駆使した演奏ですYO。
つなくそ御用達、実戦ですぐに使えるフレーズです。まずはこちらをご覧下され。
クリック無しでゆ~っくりと叩いてます。
手順は RLLRRL RLLRRL・・・で、1打目と6打目にアクセントです。
スピードを上げたい場合、ダブルストロークができないとコレ不可能です。インポッシブルです。クレアラシルです。
実際、上の動画の倍速ぐらいが曲として使えるパターン。
どーゆーことかっつーと、こーゆーこと。
フィルインとして、8ビート系、16ビート系、シャッフル系、どんなリズムの曲にも使えます。
当然、スネアだけでやらずにタムとかも活用したってOK。
ちなみにこのフレーズ(手順)の良い例が、fuzzの「hurry」って曲で使ってるフィルイン。
(1分27秒あたりと2分16秒あたり)
6連符はただ「RLRLRL!」って叩かずに、手順をいじくって「6連感」を出すと効果的DEATH。
こんな感じで、ダブルストロークとアクセントを操れるようになれば、グッと本物のドラマーっぽくなる。
ってことで、テキトーに叩いてみた。スネアでやると更に「それっぽく」なるYO。
続いて、ダブルストロークをハイハットに応用しよー!の巻。
まずはデモンストレーション。
開始早々、オバサンがチャリで通過。そして風の音。本来NGテイクだけど、面白いので公開(゜∀゜)
気を取り直して、もう一度デモンストレーション。
こんな感じでダブルストロークを織り交ぜながら演奏すれば、ハイハットだけでも十分客の目を引き付けれる・・・ハズ。
上記の2つの動画は完全なる即興なので、ここでちゃんとした練習フレーズを紹介(=゚ω゚)ノ
4分のタイミングにアクセントを置いて、16分音符と32分音符を交互に演奏する体育会系フレーズ。
ゆっくりなテンポから、力を抜いて実践してみてチョンマゲ。
更に左手のダブルストロークの精度を高める特訓。コレ。
注意する点は、手順。
RLL RLL RLL RLL ですぞ。なので左手が相当キツイはず。
これもゆっくりなテンポから慣れていきましょう。